いつも挿し絵を描かせていただいている月刊「到知」は9月で創刊35周年なんだそうです!
その生涯をもて 小鳥らは
一つの歌をうたひ暮らす
単調に 美しく
疑ふ勿れ 黙す勿れ
ひと日とて 與へられたこの命を──
これと、もう一篇は、「涙」という詩です。長いので引用はしないでおきますね。
これらの詩を通して、人生には私たちから見て幸せと思うことと、そうでないことが起き、またポジティブシンキングとそうでない考えもありますが、バランスをとることが大切だと書いていらっしゃいます。バランスを取るということは、良いも悪いも受け入れること、中庸の道になったとき、感謝に満ちた深い心になるということです。
これを絵にするのは、毎回ながら本当にどうしようとなりまして、なかなかアイディアが浮かばないまま、だいたいギリギリまで悶々とするのですが、今回も本当にもうだめか〜と思っていたら、とうとう最後に降ってきました〜!
バランスが大切ということで、天秤を描いてみました。小鳥の歌は単調かもしれないけれど、決して他人には歌えない自分だけの歌だということで、自分らしさを大切にというメッセージもあります。
この仕事は、一番ハードかもしれません。毎回、うんうん唸って絞り出す感じ。でも、最後はふっと空から降ってくる。私が力を出すよりも、ソースと繋がった瞬間にふっと来るんです。
それが面白くて楽しくて、毎回ヒーヒー言いながらも、大きな喜びを感じる仕事です。
前回の挿し絵を載せていませんでしたので、今更ですが載せます。
ロバート・フロストの「雪の夜、森のそばに足をとめて」という詩です。
絶望とも思える深い森の中、雪の夜、もうだめだと思ったとき、ふと鈴の音を聞いた主人公が、小さな弱い馬がそばにいてくれることに意識が向き、大宇宙の愛に気づくというものです。
あ〜あまりにもざっくりした説明。こんなんでいいのか。
しかも、べたな挿し絵です。馬と主人公、その先には何マイルも続く道はあるけれど、大自然は必ず励まし、大きな愛を送ってくれているというイメージです。希望がわくイメージで…。
以前、鈴木先生が「人生は面白いんです!」とおっしゃったのを聞いて、私はそんなことはない、苦しいばかりだと思ったものです。
今は、本当に面白いなあ!と思っています。
★10月9日(水)〜14日(月)は銀座ミレージャギャラリー・スペースAにて「音楽から生まれる絵」というグループ展に出展することになりました。いつも音楽を聴きながら絵を描いていますので、面白いものになりそうです。よろしければ、見にいらしてください!販売もいたします!
★10月19日(土)は山形のまかちゃんのところのきのこの森で天使画1dayレッスンをします。また、翌日20日(日)はmino★宇宙のしくみとアセンションというお話会とエンジェルリーディングの会をしますよ〜!お近くの方はぜひどうぞ!詳細はこちら→★
*9月の予定
9/16(月)…天使画コース via スカイプ
9/20(金)…薔薇1day
9/31(月)…天使画コース via スカイプ
*10月の予定
10/1 (火)…パステル和アート 準インストラクター養成講座1日目(円、希望の丘)夜間18時 残席1名様
10/4(金)…両翼、きれい系天使1枚1day 残席あり
10/9(水)〜14(月) 銀座ミレージャギャラリー・スペースAにてグループ展
「音楽から生まれる絵」
10/19(土)…天使画1dayレッスン @きのこの森(山形)
10/20(日)…mino★宇宙のしくみとアセンション・エンジェルリーディング(山形)
10/28(月)…天使画コース via スカイプ
10/30(水)…パステル和アート 準インストラクター養成講座2日目(土手の桜、クリスマスツリー)夜間18時 残席あり
*11月の予定
11/2(土)…天使画レッスン 白いふわふわの羽根、両翼の羽根 残席1 名様
11/17(日)…天使画レッスン 片翼の羽根 薔薇 満席になりました
11/30(土)…天使画レッスン きれい系天使 満席になりました
11:30にたまプラーザ集合になります。その他の日にちでご希望がある場合は調整いたします。
お申し込み・お問い合わせは、minominirose@@gmail.com まで。(@ を一つ取ってお送り下さい)(※アメブロでのメッセージは、迷惑メールになって開くことができない場合がありますので、gmailの方にお願いできると助かります!)
*パステル和アートのレッスンはこちらです。→☆
*パステル和アート準インストラクター養成講座はこちらです。→☆
*曼荼羅ワークはこちらです。→☆
*エンジェルリーディングと数秘を組み合わせたリーディングを致します。ご自分の魂の計画と、天使からのアドバイスを同時に見て行きます。→☆
私的には天秤は司法とつながりがあるイメージが強いので、ちょっと意外なさし絵だったんですが、視点が全然違うんですね。
返信削除司法だとどちらがより正義に近いか傾きを視るんですけど、こっちはバランスをとる象徴としての天秤なんですね。
少し話がずれちゃうんですが、割と後悔しているのが大学受験の受験科目なんです。
1点勝負なので私立文系3科目で戦ったのですが、やっぱり国立を目指して5科目やるべきだったかな、って後悔することが割とあるんですよね。
天才が一芸を磨くのはいいとしても、凡人こそ色んな事を勉強しないとダメだったんじゃないかと思うんです。
それはともかく、まだまだ私には
「人生は辛く苦しいことばかり」
と思えてならないのですが(笑)
しもさん
削除コメントありがとうございました!お返事、遅くなってごめんなさいね!
この天秤の絵ね〜、実は毎回、上の娘に何描いたらいいかなあと、つい聞いてしまうんですよね。絶対にしょうもない答えしかくれないのに。いつも、「夏目漱石の顔描けば〜」とか、「芥川の顔にすれば〜」と言うんです。でも、今回三好達治の顔なんて世間は知らないからねと先に言って内容をざっくり伝えたら、「天秤でも描いとけば〜」とまたしても適当に言った訳です。
ふんっと思ったのですが、結局、最後の最後に天秤にしました(涙)。他に浮かばなくて。
まあ、そんなことで、バランスを天秤であらわしてみたのですが、たしかに天秤というと正義とかそういうものの象徴ですね。
人生が面白いというのは、面白いことが起きるということというよりは、実はこの世はゲームみたいなものだという概念から来ています。この現実は実はバーチャルリアリティ、マトリックスの世界で、私たち自身が元は神であり、その神がゲームのクリエイターであり、ブレーヤーであり、キャラクターだということなんですね〜。
でも、私たちはそんな記憶を消されているので、キャラクターとして毎日生きているのですが、本当はブレーヤーでありクリエイターだとわかると、この世の見方が目から鱗になって、面白いんですよね。
また、少しずつブログに描きますね〜。