最近、身体も休めることができまして、絶好調でございます!
で、こんな迫力の絵になってしまいましたが、これは、いつもの月刊「致知」の連載、鈴木秀子先生の「人生を照らす言葉」の挿し絵です。
これは8月号の絵になります。今回は、曾野綾子さんの「残照に立つ」という小説がテーマになっています。
こんなに何不自由のない幸せな人はいるのかという環境で暮らしてきた老年を迎えた女性を、49歳になる家政婦の目を通して描かれています。
この主人公の、老婦人はとても恵まれていたにもかかわらず、実は自分の人生は失敗だったと言います。それも、夫のせいで、と。このことについては、小説と、この連載を読んでいただくのが一番ですが、私は西洋の古典絵画のヴァニタスという絵を描きたいと思いました。
枯れてしまう花、腐ってしまう果物、お金の虚しさ、人生の短さをあらわす時計、五感で感じる音楽は喜びではあるが永遠ではないことをあらわす楽譜を描いています。
アイディアとしては、西洋の歴史の中にあるものですから、オリジナルではありませんが、虚しさ満載です。
幸せとは何でしょうね。随分、それを思いながら生きてきましたが、ささやかなことが幸せだったりしますね。
その虚しさに気づくと、逆に世界が輝くような気がしています。
そして、次の絵は、その前の月の7月号の挿し絵です。忙しくて、なかなかアップできなかったので、一緒に!
これは、北原白秋の「風のあと」という短詩がテーマです。
木の葉のちらし吹き荒みたる風も落ちて、
夕日はなやかに、
こほろぎ啼く。
というものです。
この絵は、この連載をお書きになっている鈴木秀子先生が、よく「『幸せの発信地』になってください!」とおっしゃっていた言葉と、白秋の詩の風をからめて描いたものです。
「幸せの発信地」になりたいと思ったものでした。
自分がまず幸せにならなくては、他者を幸せにはできないですね。
今、私は本当に体験としてそう思います。
そんな感じの絵です。
*6月13日(土)に水彩、デッサンのクラス、急遽増設しましたので、よろしければどうぞ。モチーフをパステルや色鉛筆で描いても面白いですよ!
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待ちきれなくて、日程だけ先に告知してしまいました。もう少ししたら詳細を告知しますね。お楽しみに〜☆
*現在は、今入っている予定以外のレッスンはお受けせずに、一度お休みをいただきたいと思っています。デッサン・水彩クラスはあります。少し絵を描く時間をとることと、レッスンを整理したいと思っています。少しお待ちいただけたらと思います!
再開は、ブログでお知らせしますね。
6月
13日(土)デッサン、水彩、油彩、色鉛筆、パステルなどお好きな画材で自由な絵
21日(日)デッサン、水彩、油彩、色鉛筆、パステルなどお好きな画材で自由な絵 残席1名さまです!
23日(木)yuko☆さんのレイキヒーリング
30日(火)デッサン、水彩、油彩、色鉛筆、パステルなどお好きな画材で自由な絵
7月
2日(木)ヨシさんの数秘講座第1回(全3回)
14日(火)後藤愛子さんの切り絵ワークショップ
16日(木)ヨシさんの数秘講座第2回(全3回)
30日(木)ヨシさんの数秘講座第3回(全3回)
19日(日)デッサン、水彩、油彩、色鉛筆、パステルなどお好きな画材で自由な絵
28日(火)デッサン、水彩、油彩、色鉛筆、パステルなどお好きな画材で自由な絵
10月
7日(水)〜12日(月)ミレージャギャラリーにて“Music & Movie展”
連絡先は、minominirose@gmail.com までメールをお願いいたします!アメブロのメッセージは、開くことができないことがありますので、gmailの方でお願いできると助かります。
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