2011年8月3日水曜日

リーディングするのが怖かったお話

はじめの頃、自分以外の人のリーディングをするのが怖いなと思うことがありました。誰かの人生について、私の言葉で何か影響を与えてしまったり、変なカルマができてしまったりしないのだろうかと不安になることもありました。

皆さんに喜んでいただいたものの、やはりリーディングはしなくてもいいかなと思って、自分や身近な人だけでそっとやっていたのです。

私自身は、リーディングやセラピーを受けることは、とても好きでしたので、その頃もあるセラピーを受けていたのですが、少しそのセラピーが負担になってきていました。もういいかなと思っているのに、なんとなく断れず、毎回次の予約をとることになってしまって、それがなんとも息苦しくなっていたのです。

そんなとき、まだ瞑想には不慣れではあったのですが、何か答えのようなものが欲しくて、瞑想をしたのです。自分が他の方のリーディングをするのってどうなんだろうと知りたかったんですね。

瞑想をはじめて、少ししたときに、ふと、内側から湧きあがってくるものがありました。
「自分の人生を決めるのは、自分なんですよ」という言葉とも言えない強い感覚です。

「そうか~、私がリーディングで何を伝えようと、人生を決めていくのは、その人自身なんだ」と、何か強い確信が来たのです。そして、そのあとに、今度は、「そうだとしたら、私ももうセラピーなどに頼りすぎず、自分のこれからのことは、こうやって自分の内面とつながれば、答えは出てくるはず」と、腑に落ちるような感覚が来たのです。

そのときの感覚は、突然、なぜか「わかる」という感じなのです。今思うと、これはクレアコグニザンスだと思うのですが、その時はそんなことはわからないものの、自分の中から答えが来たことが嬉しくて、ふわふわした自分の迷いのようなものが、どしっと地に足がついたような気持ちになったのです。

そして、自分自身もそのセラピーを受けるのをやめようと決めました。それからは、迷った時や不安なときは、瞑想をして自分の内側に聞いたり、天使との繋がりを深めてからは、天使に聞いたりするようになりました。

他の方へのリーディングも、その方が望ましい方向に行くため、幸せに生きていくための励ましを"愛に基づいて"行うならば大丈夫だと思えるようになりました。

人生を選んで生きていくのは、自分自身です。私がリーディングしてもらうときも、依存しすぎず、もちろん感謝して参考にしますが、最終的には選ぶのは自分です。

そうやって、その瞑想からきたものによって、またリーディングをしようかなと思ったとたん、友達からみてほしいと依頼があったのです。面白いですね。

カードを使うリーディングも、お友達やご家族にやってあげるのも、とてもいいものです。案外、他の人にやってもらうと、自分では気づかないことを受け取れることも多いですね。その時は、愛に基づいて、その方の幸せを祈りながらリーディングをすれば、きっと良いものになると思います。

そして、リーディングをするときは、私はただの翻訳者というか、天の世界とこの世界の通路のようになることを心がけます。

勇気を出して、そして、"愛に基づいて"やってみましょう。

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