2013年5月8日水曜日

茨木のり子「苦しみの日々 哀しみの日々」の挿絵



7月号の到知出版社の月刊「致知」 の連載「人生を照らす言葉」の挿絵です!

今回は、茨木のり子さんの「苦しみの日々 哀しみの日々」という詩がテーマです。


ちょっと気持ちが悪いかもしれませんが、心臓をモチーフにしています。

詩の中の「心臓も凍結」という表現と、「人の痛みも柘榴のような傷口も」という箇所から、こんなイメージが出てきました。

そして、「受け止めるしかない」という最後の言葉に大地に沁み込む柘榴の実が痛みの血のようで、それを受け止めるしかないというイメージでしょうか。

私は結構心はいつも痛い感じがしています。一番、親密な感覚は「痛み」かもしれません。

でも、今日昔から私は身体のあちらこちらが痛いので、一度きちんと自分と向き合って、なぜ痛いのかを見ないといけないなあという話をしたばかりでした。

心臓が柘榴の赤のような血を流している感覚というのは、割とあるんですね。
でも、もう痛みなんて感じなくてもいいのかもしれないけれど、「受け止めるしかない」という感覚も、最近初めて感じるようになったものでもあります。

そんなこんなで、今回は割とすんなりイメージが湧いて描くことができました。



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2 件のコメント:

  1. 受けとめる、という単語はここ半年ほど私の頭の中をぐるぐると廻っている言葉で、!となりました(わかりづらいですね)。
    散歩中この記事のことを考えていて、帰ってきたらふと、
    今ここ、地球上に生きていることを実感して沸々と何かが湧いてきた感じがします。
    ありがとうございます。

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  2. tamakiさん
    コメント、ありがとうございました!

    この詩の一番どーんと来るのは、やはり「受け止めるしかない」という所でしょうかね。
    私はずっともっと自我が強くて、なんとかしようとあがいて生きてきましたので、最近はもうどうすることもできないんだなあという諦めにも少し似ているけれど、諦めとは少し違う感覚があって、それが受け止めるしかないんだなあというのにぴったりな気がしました。

    tamakiさんもそんなことを考えられていたのかなあ。また、絵を描きながらお話しましょうね〜!ありがとう!

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